2021-01-26
ZTEコーポレーション(以下、ZTE)は、1月8日、ハイエンドルーターZXR10 M6000-Sが、南京紫山研究所の新しいバックボーンプロジェクトを構築するためのBIER(Bit Index Explicit Replication)サブタスク機器調達で採用されたことを発表しました。
このプロジェクトは中国初のBIERマルチキャストパイロットプロジェクトとして、BIERマルチキャスト技術の商業展開への道を開き、この分野におけるZTEの主導的地位を示しています。
BIERマルチキャストはステートレスなマルチキャスト転送メカニズムを提供することで、マルチキャストパケットの分配を効率的に完了させ、5G時代のIPTVとOTTサービスの大規模な展開要件を満たすことができます。
SR/EVPN/SRv6/BIER機能を搭載したZTEのハイエンドルーターZXR10 M6000-Sは、ZTEの特許であるROSngルーティングOSをベースに開発されています。これにより、IPネットワークアーキテクチャをよりシンプルかつインテリジェントにすることができます。
ZTEはBIERマルチキャスト技術の研究の重要な参加者として、IETF(Internet Engineering Task Force)に多数のBIER提案を提出し、初のIPV6ベースのBIERin6カプセル化を導入して業界で広く注目されています。
さらに、2020年11月には「BIERマルチキャスト技術白書」を発表し、2019年からは南京紫山研究所とBIERマルチキャスト技術の研究開発に関する協力を行っています。
これまでZTEは、その優れたエンドツーエンドサービス能力を活用して、ルーター、ネットワークコントローラー、APPを含むシステムのフルセットでBIERマルチキャスト技術をサポートすることを約束してきました。
今後、ZTEは、BIERの着実な商業化の進展と5G時代の商業的成功を目指して、5G構築のパートナーとの連携をさらに進めていきます。
※本リリースは、ZTEコーポレーションのリリースを翻訳し一部編集を加えたものです。
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